USB2000+RAD Spectroradiometer for Irradiance Measurements 販売終了
USB2000+RADは、2MHzのA/Dコンバータ、プログラム可能な電子回路、2048素子のCCDアレイディテクタ、高速USB2.0ポート、およびコサインコレクタを搭載した、仕様固定型の分光放射計です。この革新的な分光放射計は、オーシャンインサイトで最も早い分光器であり、さらに0.35nm(FWHM)の光学分解能をご提供します。USB2000+RADは、USB2.0ポートでコンピュータと接続される際、ミリ秒毎にフルスペクトル(つまり秒間1000スペクトル)の収集、保存が可能です。USB2000+RADは、化学、バイオ化学、および高速な反応の観測が必要な他のアプリケーション向けに完璧な分光放射計です。
この分光放射計システムは、USB2000+分光器および取り付けられたCC-3-DAコサインコレクタを特色としており、紫外分光器用のSPEC-CAL-UV放射校正サービスでオーシャンインサイトによってあらかじめ校正されているので、フィールドでのNISTトレーサブル紫外/可視校正が必要ありません。USB2000+RADはあらかじめ設定されており、箱から出せば直ぐにご使用いただけるため、インストールや測定が素早く、正確に行え、便利です。
USB2000+RADは下記特徴を提供します:
USB2000+RADは、分光器がUSBポートを介してPCに接続される場合に、1つのフルスペクトルデータをm秒毎にメモリへ取り込み/転送する事を可能にするオンボードの2MHz A/Dコンバータを利用しています。
USB2000+RADは、分光器とアクセサリを制御する際の柔軟性を提供するオンボードのプログラム可能なマイクロコントローラを搭載しています。20-ピンコネクタを通して、外部光源の制御、プロセスやルーチンの構築、そして外部デバイスからのデータ取り出しのようなすべての操作パラメータをインプリメントする事ができます。USB2000+RADは、他の装置に接続するための10個のユーザプログラム可能なデジタル入出力;1つのアナログ入力と1つのアナログ出力; および他のデバイスを起動させるためのパルスジェネレータを提供します。(I/OのプログラミングはSpectraSuite分光オペレーティングソフトウェアが必要です。)
お客様のアプリケーションに最適なシステムを構築するため、まさに他のオーシャンインサイト製ユーザ仕様選択型分光器と同様にUSB2000+は14種類のグレーティング、6種類のスリット、および光源やプローブ、光ファイバのような数百もの光学アクセサリから構成をご選択いただけます。USB2000+RADは、これら選択可能な項目から200-850nmにおける放射照度測定に適したグレーティングとスリットを搭載しています。
USB2000+RAD分光器の設置は簡単です。ユーザは単純にオーシャンインサイトの分光器オペレーティングソフトウェアをインストールし、そしてUSBケーブルを分光器からコンピュータに接続します。各分光器固有の波長校正係数は、USB2000+内蔵のメモリチップにプログラムされています;ソフトウェアは単純にそれら値を分光器から読み取ります。その上USB2000+RADは、外部電源を必要としません;コンピュータから電源供給を得ます。
最適性能
USB2000+RADは、低価格、高性能2048素子リニアCCDアレイディテクタを、手のひらに納まる程小さな光学ベンチに収容しています -- オーシャンインサイトは同じディテクタと光学ベンチによるこの高性能システムを90,000台以上提供してきました。USB2000+RADはまた、単一素線の光ファイバを透過した光エネルギーを受け入れ、200-1100nmの感度を持つリニアCCDアレイディテクタの反対側に固定されたグレーティングによって分光する他のオーシャンインサイト分光器と同じ方法で動作します。
USB2000+RADは、CC-3-DAコサインコレクタ、SpectraSuite分光器オペレーティングソフトウェア、SPEC-CAL-UV放射校正サービス、および1年から2年に保証期間を延長するパッケージとともに下記のようにあらかじめ構成されています:
装置 |
詳細 |
分光器 |
USB2000+ |
グレーティング |
2 |
ディテクタ |
OFLV-200-850およびUV2アップグレード付きDET2B-200-850 |
スリット |
SLIT-50 (50 μmスリット) |
集光レンズ |
L2 |
シリアルポートオプション
USB2000+RADは同様に、PCやPLCと接続するためのRS-232シリアルポートを持っています。シリアルポートの使用には外部電源と9ピンシリアルケーブル(USB-ADP-PC)が必要です。
ケーブルおよび電源オプション
ケーブル |
説明 |
USB-CBL-1 |
USB2000+RADのUSBポートからデスクトップまたはノートPCのUSBポートに接続するケーブル |
USB-ADP-PC |
USB2000+のシリアルポートからデスクトップまたはノートPCのシリアルポートに接続するケーブルおよびアダプタブロック; USB-CBL-PS 5VDC電源も付属 |
CBL-SER |
スペアの9ピンシリアルケーブル; USB-ADP-HをデスクトップまたはノートPCのシリアルポートに接続 |
USB-CBL-PS |
スペアの5VDC電源; USB2000+をPCにシリアル接続する場合に必要 |
USB-ADP-H |
USB2000+のシリアルポートとデスクトップまたはノートPCのシリアルポートとの接続にCBL-SERと使用するためのアダプタブロック |
USB-ADP-PX2 |
PX-2パルスキセノンランプまたはLS-450パルス青色LEDをUSB2000+に接続するためのアダプタブロックとケーブル |
ACC-CON-US4 |
外部トリガリング用の分光器アクセサリコネクタ |
仕様
外寸 |
サイズ: |
89.1 mm x 63.3 mm x 34.4 mm |
重量: |
190 g |
ディテクタ |
ディテクタ: |
ソニー製 ILX511B リニアシリコンCCDアレイ |
ディテクタ範囲: |
200-1100 nm |
ピクセル数: |
2048 ピクセル |
ピクセルサイズ: |
14 μm x 200 μm |
ピクセル飽和電荷量: |
~62,500 エレクトロン |
感度: |
75 フォトン/カウント @ 400 nm; 41 フォトン/カウント @ 600 nm |
光学ベンチ |
デザイン: |
f/4、非対称クロスドチェルニターナ |
焦点距離: |
入力 42 mm; 出力 68 mm |
入射口径: |
50 μm 幅スリット |
グレーティングオプション: |
2 (最良効率範囲: 250-800nm) |
ディテクタ集光レンズ: |
L2 |
OFLV フィルタオプション: |
OFLV-200-850 (グレーティング#1または#2)、OFLV-350-1000 (グレーティング#2、#3、#4) |
コリメーティング/フォーカシングミラー: |
標準 |
紫外感度向上ウィンドウ: |
UV2 |
光ファイバコネクタ: |
単一素線の光ファイバ(NA0.22)用のSMA905 |
分光器 |
波長範囲: |
200 - 850 nm |
光学分解能: |
~0.3-10.0 nm FWHM |
S/N比: |
250:1 (フルシグナル) |
A/D 分解能: |
16 ビット |
ダークノイズ: |
50 RMS カウント |
ダイナミックレンジ: |
8.5 x 107 (システム); シングルスキャンで1300:1 |
露光時間: |
1 m秒 - 65 秒 |
迷光: |
<0.05% @ 600 nm; <0.10% @ 435 nm |
補正リニアリティ: |
>99.8% |
電子回路 |
消費電力: |
250 mA @ 5 VDC |
データ転送速度: |
USB2.0/1.1ポートで1m秒毎、シリアルポートで300m秒毎にメモリへフルスキャン |
入出力: |
なし |
アナログチャンネル: |
なし |
オートヌリング: |
あり |
ブレイクアウトボックスとの互換性: |
あり、USB-ADP-BBアダプタが必要 |
トリガモード: |
3種類のモード |
ストロボ機能: |
あり |
ゲート制御遅延機能: |
あり |
コネクタ: |
22-ピンコネクタ |
コンピュータ |
OS: |
USBポート: Windows98/Me/2000/XP、Mac OS X、およびLinux; シリアルポート: 任意の32ビットWindowsOS |
コンピュータインタフェース: |
USB 2.0 @ 480 Mbps; RS-232 (2線) @ 57.6 K ボー |
周辺インタフェース: |
I2C 中間統合回路 |
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